いつもの如く眠い目をこすりながら駐車場に赴くと、そこに見かけない女の子の姿が。
ムラサキのシャツに黒いズボンを穿いて栗色の髪の毛を頭の上でお団子にとめた裏原系オシャレさん。
かっわいー(n‘∀‘)η
そう思いながら自分の車に乗りこもうとしたのですが、なにやらその子から視線を感じるのです。
あれ?もしかしてあの子俺の事見てる?見てますよね?
見てますよねっていうか尋常じゃないくらい見てるよね。
今にもこっちに走ってきて告白しそうな勢いで見てるよね。
なーんてね。
鼻持ちならない妄想にふけっているとその女の子が本当に一直線に僕の方に歩いてくるではないですか!
そして目の前まで来ると「あのー・・・すいません・・・」
さすがにびっくりしました。
こういう事は妄想上ではよくある出来事ですが現実の世界でまさかこんな事が本当に起こりえると思うだろうか
なかろうか?(迷走
「は、はいっ なんでしょうっ?」
僕の前にスッと手を差し伸べる彼女。
えっ なにこの手っ 握手? シェイクハンド?(ドキドキ)
彼女は真っ白な手の平を上に向け、僕にこう告げた―――
「そこ、アタシの駐車場所なんですけど?
昨日の分の駐車代、払ってもらえます?(マジギレ」
ゲェーッ!?('A`)
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