母乳噴射

2011年7月4日







酒に酔って警官に母乳を噴射、米国で30歳女逮捕



事件は2011年6月25日起こった。

その日、ステファニー・ロビネッティ容疑者 (30)は夫と共に結婚式に出席。

式の席で酒を飲みすぎたステファニー容疑者は、酔って夫と口論になり、

複数回夫を殴打した後、式場の外に駐車していた自分の車に立てこもった。


通報に応じて出動した保安官は、車に立てこもるステファニー容疑者を降ろそうとしたが、彼女は抵抗し、

自分は授乳期の母親だと言って胸の一部を露出したうえ、母乳を保安官に吹きかけたという。


あろう事か母乳を噴射してしまったステファニー容疑者。

多くの人々が一笑に付して片付けるであろうこの事件。


しかし、である。

この事件が、こと、武の世界にもたらした影響は大きい。

彼女は編み出したのだ。

そう。抵抗手段としての母乳―――


古来より、腕力、暴力を不得手とする女性が、この近代において編み出した最先端の武。

ここに母乳真拳は誕生した。


にじりよる保安官―――

「母乳の構え」をとるステファニー―――


戦いは始まった。

ステファニーは次々と襲い掛かる保安官達に母乳を噴きかけ、母乳を浴びせかけ、母乳を撒き散らし、

そして、逮捕された。


母乳真拳は破れた。

「矛(ほこ)」を「止める」と書いて武。 

母乳真拳は男の矛を止めるのには向いていなかったのかもしれない。